就活未熟者
就活が始まり早2ヶ月。私はすでにドロップアウト状態である。
就活は去年の夏から始めて、インターンに行ったり、面接練習がてらインターン選考の面接に行ったりもしていた。だから直前まで何もしていなかったわけではない。
行きたい業界も絞れていたが、職種が何か違うと思ってはいた。
自分が何者であるのか、自己prや強み弱み学チカを考えるにあたって分析した時に、この4年間、何をしていたんだろうと空っぽな自分に気づいてしまった。
文章力、想像力、全てが足りない。ありきたりな文章になる。企業研究が足りないとかもあるんだろうけど、自分の出来なさに気づいたショックが大きくて正面から立ち向かえなくなってしまった。
これを何十社もやるのか、自分には無理すぎると。当たり前のことを当たり前に出来ないのは相当な馬鹿野郎だけど、無理だと思うと努力もせずに諦めてしまう。何をやっているんだろう。
せっかく通ったES、次の面接日程があっても行かない、行けない。たとえ行きたい企業であっても自分には無理だと自分ハードルを作って越えられないと決めつけてしまう。自業自得なんだけど、前に進めない。家にこもってしまう。こもることで自分の心の安定は保たれるけど内定はこない。
中高大と真面目に勉強もして、ちゃんとした大学にも入った。大学入る前は就職には大学通うことがマストっていう考えが強かったし、進学校だったから進学は当たり前だった。
でも大学4年間過ごしてみて、ここでやってきたことが結局は将来に繋がるし、就職したいのなら計画的に過ごさないとダメで、いくら学歴が良くても中身のないやつは切られる世の中であることを痛感した。
今の大学は奇跡で入れたようなものだから、自分は周よりレベルが低かったともっと早く気付けばよかったのに、このタイミングで気づくとなかなかありのままの自分を受け入れられなくて、止まってしまう。堂々巡り。
真面目に生きてきてカモフラージュされていたけれども、精神年齢は中学生の時のままで今この人生の岐路に立って、幼児退行が進んでいる。ピーターパン症候群になっていると気づいた。
父とは仲が良かったけれど怒るときは怒鳴ったり、理不尽な人だからあまり好きではなかった。今でも怒鳴る人恐怖症である。高3の受験間近に親の離婚危機があって、そこら辺から家もガタガタしたし、私自身もう少し親に甘えたいところがあったけれどそれは叶わなくて、変な方向に曲がって進んできてしまったなとは思っている。親のせいにはしないけど、少なくとも影響は受けてると思っている。
自分には大企業なんて無理だと分かったから身の丈にあった所をと思ってもうまく見つけられないし、休みが欲しいとかわがままもでてくる。
あとは親戚や友達の目線も怖い。
〇〇ちゃん、あの大学行ってあそこなの??
生きてるのかな、何してんのかな?
と自分でもいらないプライドが存在してしまうからプレッシャーもある。
自分らしくいればいいのに。
21歳にもなって決断ができないのは恥ずかしい。
親には就職するにしろ、無理にしろ援助はできないと追われ、やらなきゃとは思う。
思うのに進めない、視野も狭いしどこかまだ誰かを見下しているところもあるのかな。
この数ヶ月で自分というものを見つめ直せたところだけしか進まない気がする。
なんとかしたい、仕事欲しいな
0コメント